部屋に戻るとタイミングよく、ケータイのコール音が鳴った。



プルルル…



なんと、陽先輩からだった。
今日、お互いにメアドとケータイ番号を交換したんだ♪



緊張して電話にでると、



『美月??プレゼント見た。ありがとな。さっそくケータイに付けたよ。まぢ嬉しかった。』



「喜んでもらえてよかった。なんかそのストラップを見たらパッと陽先輩のことが浮かんだの。だから反射的にそのストラップを掴んでレジに持って行ってた。」



なーんて話をしていた。その後、10分ほど話して電話を切った。
電話から聞こえる先輩の声は、ちょっと低くてドキッとした。