一人の女性が、小さな花束を持って歩いている。
彼女の名前は林田真紀。
大学に行きながら、家の近くの図書館、コンビニ、CDショップでのバイトをかけもちして生活費を稼ぎ一人暮らしをしている。
一見普通の大学生の彼女には秘密がある。
それは、彼女のもう一つのバイト先のこと。
彼女は少し変わった店で働いている。といっても風俗店などのいかがわしい店ではなく、思い出預かり所という不思議な名前の店である。
平日は図書館やコンビニで働き、土日は預かり所で働いている。
今日は土曜日。
預かり所で働く日だ。
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