こうやって部室でいがみあっていると、ドアが開いた。 「エミリー? 」 「わわっ、いっくん! どうかしたの?」 焦るあたしをよそに、いっくんは不機嫌そうに聞いてきた。 「どうしたもこうしたもねぇよ。2人でなにやってんだ?」 「だからトレーニング表のミスをっ…。」 「んなわけねーだろ。怪しすぎるし。もしかしてお前ら2人……。」