「なに…あたしになんか用かしら?」 あたしは勢いよくトイレのドアを開けると、まあブスが4人連なってる。 そいつらの1番奥に立っていたのが、矢島志織だった。 「あ、神崎先輩。志織が話したいんだって。」 「コラ、あゆむぅ!先輩には敬語だよ。」 そう言いながら、クスクス笑うブス4人。 ……もう、わかってると思うけど、 私の堪忍袋の尾がきれるのはつかの間だった。