「……、わかったわかった!今追いつくから待ってろって。」








エミリは、嬉しそうに1人勝手にぴょこぴょこ飛び跳ねている。




俺はエミリがいたから、ホッと胸を撫で下ろした。





…ん⁇





なんで俺はホッとしてんだ?




別にあんな腹黒女なんて心配する必要ねぇのに…。








「ねぇ〜‼ 早く走って来てー‼」




「あーもう、すぐ行くよ‼」








俺はさっきの考えを頭から消し、エミリのもとへと走って行った。