少しばかり考え事をしながら歩いていると、ふと隣に誰もいない事に気づいた。 あれっ、エミリがいないっ!? 「おいっ、あんのバカっ……エミリー‼」 「こっちこっちー!」 あたりを見まわして名前を呼ぶと、返事がした。 声のした方を見ると、エミリはすげー遠くにいた。 「早く来なさいよぉ‼ マックはもうすぐそこよー‼」