〜翔毅side〜







「おい、車道側に行くなって! こっち歩けよ。」




「年下のくせに偉そうね。」




「たったひとつ年が違うだけじゃねぇか! ったく、心配してるってのに…。」




「大丈夫だって〜。なに食べようかな。」




「……。」









るんるんと俺の隣を歩くエミリ。




どこか危なかしいんだよな、コイツ。




ほっとけば、怪我とか迷子とかになってそう。