すると、さすがにあたしが怒っている事に気づいたのか、 またアイツを睨み、そしてあたしも睨んでからしぶしぶ退室していった。 「……ふぅ。」 「いつ来たんだ? お前の彼氏さん。」 「あんたが出て行ってからすぐよ。 それに彼氏って言っても、あたしは好きじゃないから。」 「へー、好きじゃないのに付き合ってんのか。そこも俺と同じ。 それに、2回目。"影山くん"に"あんた"」