俺が叫ぶと同時に、横から盛大なこける音が聞こえた。


横を見ると、優華を見つめてあんぐりと口を開けたまま座り込む山口先輩がいた。

「ほ、ホントなの?優華。」

優華は少し赤くなりながら頷いた。

まじかよ…。


俺は明らかにテンションが下がっていた。