「あ、すみません…。」

山口先輩に軽くにらまれながら俺は口元を拭いた。

つーか、遊びって…山口先輩、やっぱりよくわからない。


てことは、あんなに好き好き言ってた彼も、遊びだったってわけか?

「真穂、遊びって…さすがに失礼でしょ。相手に。」