「まだ告られてないんですし、告られてから考えたらどうです?」


俺は水を飲み込み、言う。

「だめなのよ。あたし、告られると断れないの!」


え、なんだよそれ!

恋愛経験豊富なのに、そういうの有りか!?

俺は驚いて先輩を見つめる。