「普通のって…けど松本は跡取りなんだろ?大丈夫なのか?」

「それが、斗真弟がいたんだって。それで、弟さんが跡とってくれるみたい。」
「急展開だな。」

ハハッと笑うと、和樹さんがあたしの手からミルクをとってソファに座り、奈央に飲ませる。


あたしはその隣のソファに腰掛けた。