「あれ?松本くん赤くない?」
「そ、そうですか!?」

動揺しながらも平然を装う。


よほどうれしかったのか、いつもならすぐ感づく先輩が気づかなかった。

ほっと胸をなで下ろす。


「明日から、よろしくね!」

「明日!?」

こうして俺は、明日から会社に戻ることになった…。