「…ってぇ…。」

目が覚めると冷たい地面に横たわる俺の横に先輩がいた。

まだ目が覚めないようで、動く気配がない。

「先輩!」

俺は自分の体が自由になっているのに気がつくとすぐ先輩に駆け寄った。