振り返った先輩に向かって男が何かを振り下ろすと同時に、俺の後頭部にまた大きな衝撃が落ちてきて…。

「つっ!!」

その場に倒れこんだ俺のそばに男が近づいてきてしゃがみ込む。

「悪いな。もうあいつに用はねぇ。」

俺は何のことか聞こうとしたが、もう俺の意識は限界だった。