先輩が俺を睨む。

俺は何もいえなかった。ただじっと先輩を見つめることしか…出来なかった。


「邪魔だったのよ。あんたにキスしたのも遊びよ!彼への寂しさからしてしまっただけ!」
そう言うと、先輩は更に男に寄り添う。

「消えて。今すぐここから消えてちょうだい。二度と…」