その夜。結局先輩の電話の件は何も聞けずに、簡単に食事を済ませてそれぞれの部屋に入った。

ベッドに横たわったまま俺は考える。

このまま先輩帰して、大丈夫なんだろうか。

でも、今日会った時に卓人には釘刺しといたし…。
きっと、この前みたいなことはしないはず。