~優華Side〜
「ま、松本くん!」

………。

「あれ?」
そっと体を避けると、ドサッと音を立てて倒れる松本くん。

「ね…寝てる。」

スースーと規則良い呼吸が聞こえ、ホッと安堵するあたし。