「ま、松本くん…」
「こんな夜中に男の部屋に来て…何もないと思いますか?」

「や…ちょ…離して…」

「無理です。」
俺は先輩の細い腕を抑えつつ、見つめる。

「俺は…先輩が好きなんですよ?」
ふっと笑い、俺は先輩の唇に顔を近づけていく。