「こぉら、真穂。」 後ろから声がして、山口先輩が振りむく。 「約束なんかしてなかったでしょ。松本くん、困っちゃうじゃない。」 「いや…大丈夫ですよ。」 俺はそう言いつつ微笑み、自分のさらに料理を乗せていく。 「ねえ松本くん、あとで飲みに出ない?」