そうこうしているうちに、俺は若干引っ張られる感じで一階のレストランに到着した。

「あ、松本くん…あれ?」

俺に気がついた仲原先輩が声をかけようとしたけれど、周りを見て不思議そうにしている。

「ねえ、松本くん!向こうの席開いてるわ!」
「さ、座りましょ!」