「お、近い。あたしと真穂は同じ部屋だったんだけど、852だよ。後で遊びに行くね。」

「は、はい。」
思いもよらない嬉しいことに、俺はひとり心躍らせた。

仲原先輩が俺のところに遊びに来てくれるってことが、すごく楽しみだった。

「じゃあ夕食まで自室で過ごしてください。」