売ってもよかったんだけど、一応のために残しておいた。 まさかこんな時に使うとはな。 とりあえず、先輩には落ち着くまでここにいてもらうか。 「じゃあ…朝は、迎えにきます。会社まで送り迎えしますから。」 俺はそういい残し、部屋を出ていこうとした。