「ひかる!危ないー!」
目の前のひかるを守って、俺はー
みんなの声が、だんだん遠くなっていくー
ー…
俺は…死んだのか…⁇
目の前には…暗闇だけ…
怖い
怖い
誰かー…
「ーださん!松田さん!大丈夫ですか?」
あれ…ここ…
どこだ…?
目の前には、
ナースさんや医者がいた。
「松田さん、目覚めましたか?」
あれ…俺…
死んで…ない?
「あと一歩遅ければ、命はありませんでした。本当によかったです」
そういって、医者は
涙ぐみながら微笑んだ。
俺…なんでここにいるんだ…?
俺…
あ…そうだ…
ひかる守ろうとして…
「ひかる…成瀬さん大丈夫でしたか⁉︎」
「大丈夫でしたよ。」
「よかった…」
ひかるが無事だったんならよかった…
そう安心してた時だった
ガラッー
「隼人くんっ」
俺の目の前に現れたのはー
「悠斗…ひかる…」