どうしよう…
何て声をかけたらいいかわからない…

私は悠くんが好き。
この気持ちは変わらない。

だけどー

悠くんと同じくらいに、
隼斗くんの事も大切…

「俺はずっと…ずっと…ひかるのことが好きだった…」

「え…⁇」

う…そ…

隼斗くんの顔を見ると
私の眼をまっすぐ見つめていた

そんな…
隼斗くんが…私のこと…⁇

私…どうすればいいかわからない…

「っ⁉︎ひかる⁉︎」

隼斗くんが私に声をかけたときには
私は青から赤に変わった信号に気づかず
横断歩道に飛び出していたー

「ひかる⁉︎危ないっ!」

ふりかえると、目の前には
トラックのライトー…

キーッ…

ドンッ