はぁ...。
あんまり、来たくなかったんだけどなぁ。


でも、勉強しないと
もうすぐテストだし、、、




仕方ないよね;;
ってか、はっきり言って昨日の
あの子達[拿魅のグループ]なんか怖くない。


小さい頃に、
父親の会社に逆恨みした人に
誘拐された事がある。


それに比べたら
ちっとも怖くなんかない。


って言っても、
面倒くさい事に変わりない。


はぁ...



「よぉ、凛。おはよ♪」


 「あッ、新仁おはよ。」


「昨日は、大丈夫だったのか!??」



 「あぁ、うん。平気。」



「そっか。なら、良いんだけどさ。
 困ったことがあったら
 昨日みたく、言えよ☆」



 「うん、心配してくれて
 ありがとッ!!
 じゃあ、あたし職員室に寄ってから行くから。」



「おう、じゃあ後でな。」



 「うん。」



新仁は、本当にいい人だ。
頼りになる?し。


好きとは、
ちょっと違うけど
でも傍に居たいと思う時がある。




―私は、この時本当にそう思った...