この声は……


「まーりーんっ!どうしたの?」


隣には美羽もいた。

「キャーッ♪凛可愛いー
ねっ、美羽。」


「………確かに。
似合っている。」


 「…あ、ありがとう。」


無表情で誉められても……
喜ぶべき…?


「凛、じゃーねっ!
頑張って♪
ステージの下で見てるよ。」


「ありがとうっ!」


はぁ…。
由愛達には、嫌がらせされてる事
言えないよぉー。
変に心配かけたくないしっ。


「はいッ!凛、出来たよ♪」


 「わぁ!!凄い。ありがとう、由愛。」


「いえいえ。」


本当に、由愛はメイクが上手い。
あたしが、いつもしている
メイクよりもシンプルなのに顔がハッキリしている。


「水川さん!もうすぐ、出番だよ♪」


 「あッ!はい...わかりましたぁ;」


やばい...
緊張してきた;;;
台詞とびそう><;


「はい、じゃあ水川さん行って!」


えぇ、、


「シンデレラ、ここをやって
おきなさい。」


 「はい、お姉さま。」


イタッ!!
何!?針…えぇ!!ありえないよ。普通。
ッか、笑ってるし。


 「…―――――王子さま
 さようなら。」


「…ガラスの靴。」 



「このガラスの靴を探しているのですが、
この靴の持ち主はいますか?」



 「はいッ!私です!」


「えッ!シンデレラが?」


「では、靴を履いてみて下さい。」


 「ぇえ。もちろん♪」


「まぁ、ピッタリ。」


 「では、お城へ。」