そう思ってため息をついていると、


「り―――んっ!!おはぁ♪」

いきなり真璃が
後ろから抱きついてきた。


「おっはよー♪」

「・・・おはよう。」


由愛と美羽も、 
真璃に続いて挨拶してくれた。


「ぁ・・・おはよっ。」

あたしは、
少しキョドリながらも、
挨拶を返した。



良かった・・・。
真璃や、由愛、美羽が
 いてくれて。

感謝するよ...。


そう思っていると、
周りの女子の
話し声が聞こえてきた。


「ってゆーかぁ♪
今日から谷センセーの
授業、始まるねっ。」

「やったぁ★
嬉しいーーっ」



「・・・ぁ。そっかぁ・・・
今日から初授業かぁー」

「えぇー、まぢだるーいっ↓↓」


それを聞いた、
真璃と由愛が言う。



「・・・今日、
1時間目から社会の授業だ。

女子が、ギャーギャー
うるさいだろうな。」


普段ほとんど口を
聞かない美羽がそう言った。

あたしは少し驚いた...。