「じゃあ‐次男子。」


男子とか、本当にどうでもいいから...。


「東 新仁。彼女は、今募集中です!!よろしく♪」


なんか...この人近親感わく―――。何でだろ・・・?
考えたら眠くなるし、ま、いいや。


「場崎 直斗。よろしくなっ!!」


ぁあ‐早く終わらないかなぁ...。


「俺、…―――。」


ぁあ、まだ終らないの!?
別に、興味ないんだけど...。


「なぁなぁ、俺、東 新仁。よろしく。」


 「うん。よろしくねッ★」


 この、笑顔どこかで
 見たことあるような…。


―これが新仁と話した最初の言葉―


 「はいッ。じゃあ、これで
 自己紹介は終わりにします。」


  「続いて、委員決めしたいと思います。」


 「「えぇ-」」


「はい。静かに。では、委員長の立候補。
 男女一人ずつ。」

「「はい。俺、私、やります。」」


  「「えッッッ!!!!」」


 クラスじゅうの人がその二人に注目…。


 その視線の先には、
 秋月 けいらと場崎 直斗だった。


 「じゃあ、二人に決定だなッ。」


 あれって、どう考えても
 彼かのだよね...。


それに、してもラブラブ。同じ委員やるなんて。


  凄いなぁ…。あたしは、絶対無理だなぁ。


 「なぁ、凛ちゃん、
  早く決まって良かったよなッ♪」


 「あッ!そうだね。」


「じゃあ、今日は、ここまで。
 帰る用意しろ。」


はぁ...。結構疲れたなぁ。
家、帰ったら寝よ…。