【ルイsaid】

”いつもレオナ、
君だけを見てきたんだ
僕の気持ちをわかってくれ”

僕の家には
メイドがたくさんいる

国王様には
メイドの中から
僕の妃を選ぶよう言われている

だが、僕の妃に相応しいのは
たった1人、その人は決まっている

幼い頃から
僕の面倒を見てくれている
お世話係のレオナだ

彼女は他のメイドたちとは違って
他の人と同じように
僕を対等に扱ってくれる

そんな姿が大好きだった

だいぶ大人になった今、
思いを告げようと決心した