「暁、頑張ってね。いつでも美雷は暁を応援するからね」

「ありがとう。美雷こそ好きな人いないの?」

「美雷?いてるよ!好きな人。でも美雷はね多分報われない運命にあると思うの。だからこの気持ちはしまっておくんだ」

暁だよ

暁が好きなんだよ

今にも口からこぼれ出そう

暁に伝わってるかな?

美雷が暁を好きな気持ち

「帰ろっか」

「うん!」

暁が私の手を引いて歩く

自然に顔がほころぶ