「暁!おはよー」

「美雷、おはよ!って。え!お前誰だよ」

「美雷だって」

「うそ!全然雰囲気違うじゃねえか。俺の知ってる美雷は黒髪ストレートで黒系統の服ばっかり着てる…」

「やっぱり似合わないよね、着替えてくる」

暁、好みじゃなかったかな

着替えよう

家に入ろうとドアノブに手をかけたとき、ぐいっと手を引っ張られた

え、

バランスを崩す

次の瞬間、美雷は暁の腕の中にすっぽり収まっていた