俺は、楢崎 通瑠 (ならざき とおる)

訳あって、ここに引っ越してきた。

お兄ちゃんは、ここの高校に、入学
したかったらしく、高校からこっちに
きた。

兄ちゃんは、 守 (まもる)

今は、高3。俺より、頭のレベルが1つ下

俺は、兄ちゃんのことを呼び捨てで
呼んでいる。

かなり、ルックスがよく、モテる。

守の彼女の名前は、
楢崎 珠優(ならざき みゆ)さん。

小柄で可愛らしいと思う。
守には、お似合いなんじゃないかな⁉︎

守のバレンタインのチョコは、全部で
100個ぐらいあるかな。

まあ、俺もそんぐらいは貰うけど、
1人じゃ食べらんないから、家族に分けたり、男友達に分けたりしている。


守は、一戸建てに、1人暮らしで、
住んでいたから、俺と母ちゃんと
父ちゃんと守で、そこに一緒に住む
ことにした。

今は、6月上旬。

ジリリリリリーーーー

今日から、新しい学校に通う。

新しい学ランに腕を通して
自分の部屋を出た。

家じゅうに、朝の朝食の匂いが漂う。

「「「おはよー‼︎」」」

父ちゃんと母ちゃんと守がほぼ同時に、
挨拶をしてきた。

「ん。はよ。」

俺は眠い目をこすりながら答えた。

「今日から、新しい学校だな⁉︎」

父ちゃんが俺に聞いてきた。

「そーだね。」

「頑張れよ‼︎」

「あーい。」

適当に答えて、朝食にてをつけた。