よく、通瑠君の事を見ると、ぱっちり
二重の髪は、明るい金髪。そして
ふわふわの猫毛。遠くから見ると、
細く見える体は、近くでみると、
以外にもがっしりしている、男の子
らしい、筋肉のつきかただと思った。



ノートをとるのを忘れていたと気づいた時には、あと、10分で、授業がおわる
ところだった。だから、急いでノートを
写して時間あと1分というところで
写し終えた。

ふぅ、終わってよかった。

「きりーつ、れい、ありがとうございやしたー。」


号令を合図に教室がガヤガヤとうるさくなった。

実は、英語の時間に、通瑠君を
お昼に誘った。

そしたら、いいよって返事をもらえた
から、通瑠君に
「行こう‼︎」って言ったら、
「うん‼︎」と、返事が返ってきた。

私と通瑠君は廊下を2人で歩いた。