《梨々華SIDE》

空「りーちゃん。悠斗くんとなんかあったの?」

私は、横に首をふる。

空「じゃあ、どうして?」

梨々華「私のせいで悠くんは、いろんなことを我慢してる。私さえいなかったら、悠くんは、普通の生活を送れてた!私みたいに、こんなに病弱な妻なんて悠くんには必要ないの!」

空「誰に言われたの?」

梨々華「それは、言えないけど…。」

空「まあ、だいたい検討はついたわ。悠斗くんもひどい男ね。妻がこんなに苦しんでるのに、なんにも知らないでいるとか。」

梨々華「悠くんは、気づいてるよ。きっと。」

空「どっから、そんな自信を持って言えるの?」

梨々華「わかんないけど、悠くんは、私を診察する時になんかあったら、心臓が教えてくれるって言ってたから。」

空「それなら、なんで?りーちゃんの相談とかにのってあげないのよ?」

梨々華「私が嫌なの。私のせいで悠くんほ仕事をなくしちゃうなんて。」

空「相変わらず真面目なのね。」