「あ、ごめん遥ちゃん、
私今日はやく帰らなきゃ!」




「なんか用事あるのー??」





「前の定期テストめっちゃ悪かったから家庭教師つけられちゃって…、
今日が初日だか「…男か。」




ちょっと待ってください遥ちゃん。
目が恐いです。凄く恐いです。



「わ、わかりませんっ」




「そんな男なんて家にあげたら駄目でしょ!
第一うらら可愛いんだから…っ
私のうららが…っ
男の手にわたるなんて許せない…っ!!」




遥ちゃん妄想が激しい。



私可愛くないし。

私遥ちゃんのじゃないし。

私家庭教師の先生のものにならないし。

まず家庭教師の先生が男の人かわかんないし。