「んー、当分やめとこうかな…。」
バスケくらいなんだけどね、息抜きできるの…。
「まあ、壁あてくらいなら庭でやっていから。」
「はーい。」
2人で暮らしてても家は4人で暮らしていた時のまま。
掃除もちゃんとやってる。
ままとぱぱと暮らしてきた空間をなくすのはあまりにもつらすぎるから。
「あっ、そうだ。明日部下のやつ1人来るけどいい?」
「別にいいけど、お仕事?」
「そー。そいつまだ新入社員でさっそくやらかして…。それを挽回しなきゃいけなくてその企画作り。」
「ふーん。」
直兄が家に仕事持ち込むのめずらしいなー。
ん?
あれ、でも…