その笑顔に心臓がバクバクいう…。


やだ…。


発作…?


「七星…?どうした?痛いの?」


「ううん。ちがう。さ、お仕事頑張って!」


そう直兄と藤森さんに言ってケーキを持ってキッチンへ足早と向かう。


ちがう、発作じゃない…。


だって…


顔が熱いもん。


それに発作だったらすぐに倒れてるはず…。


なによ、これ…。