そして、ひと気の
少ない裏庭へ。



「なに?」



俺、帰りたいんだけど...



「あ。ごめんね。
 恋文のことなんだけど」



え。恋文のこと?




「今日、いなかったのは
 しってるよね?」



「うん」



ずっと気になってたし。