保健室に横たわってる比奈を見つめているとなんでこんなにも心配したんだろうかと思っていた。

比奈の髪を撫でながら顔を見つめる。

隼人「好きってこんなかんじなのか?」

ガラリと扉が開かれる

勇人「隼人、比奈ちゃんは?」

隼人「ただの失神らしい、心配させやがって」

ゆっくりと立ち上がり保健室から出ようとしたとき勇人が俺の腕を掴んできた。

隼人「なんだよ」

勇人「俺、比奈ちゃんが好き。だから比奈ちゃんの事なんとも思ってないんだったら俺が貰ってもいいんたよな?」

隼人「なんで俺に聞くんだ?勝手にしろ」

保健室から出ていく。俺は無意識に握り拳を作っていた。

隼人「好きか」

自分の気持ちに気づいたらライバルがいるのか

隼人「前途多難だな」

保健室のドアに背中を預けるそして大きくため息をついた。