「カナッ!昨日はありがと!」

「お、おう。」

私は教室へ入っていった。



私は今日、カナに告白します。

放課後になって、みんないなくなった頃カナを呼んだ。

教室には夕日の色でいっぱいだった。
蝉が鳴いていて、田舎の夏って感じだった。

「コウ、なんだ?」

「あ、あのさ!」

「早くして、オレ急いでるから。」

「すっ、す、す、...」

「すっすっすっす言ってたってわかんねぇよ。」

「好きなの!」
言ったー!私は興奮してた。

「ごめん。お前の気持ちには答えられらない。」

私はその場で笑った。泣き崩れた。
好きになってくれてる訳がないって。
自分バカにしか思えなかった。