副総長side


さっきぶつかった1年がそそくさと走って去っていった

珍しい子

ぶつかったときはわざとかと思った

そーやってきっかけを作って近付いてくる奴も多い

彼女は誰から見ても美女、美少女と言える容姿をしていた

派手な化粧もせず

自然な綺麗さ

見とれるものでもあった

謝ってくる姿も、瞳も濁っているものなんてなくて

透き通っていた

目的なんてないような瞳

とても綺麗だったー