「そっか~ 残念。デートはなしだな。」




「デート?」




私を抱き寄せ 中条さんを睨む
その時 藤堂さんの香りが鼻に一気に入りこんだ




「離して下さい。」



皆が見てるのにもかかわらず 匂いから逃げ出したかった
悲しい顔をしてる水城さんを見れなかった




笑いだす中条さん
この空気を変えてくれる




「だっせー。自業自得。」




「うっせー!」





笑いながら 3人は出て行った
水城さんだけは 怒ってたけど