それからは。
廊下などで高槻さんに会うことが多いんだけど。
睨まれたり、暴言吐かれたり。
私、何にも彼女にしていないんだけど。
彼女の存在を知ったのも最近だし。
何が何やら、訳がわからない…
嫌だな…
「真由ちゃ〜ん!」
廊下で私を見つけた拓海くんが走ってくる。
「どうしたの?」
「見てみて!!」
拓海くんの持っている物を広げてみると。
なんと。
レースフリフリの可愛いエプロンが。
「家庭科で作った!」
拓海くんは3年の選択授業で家庭科を取っている。
案外、この授業を選択する男子生徒は多い。
家庭の先生で私のクラブの顧問、能勢先生は可愛くて優しいから、人気があるのもあるんだけど。
「うわあ、可愛い!!」
思わず叫ぶ。
「本当はシンプルな物を作るはずだったんだけど、もし誰かにプレゼントするならこういうのもOKって言われたから」
拓海くんは笑った。
「あげる、真由ちゃんに」
廊下などで高槻さんに会うことが多いんだけど。
睨まれたり、暴言吐かれたり。
私、何にも彼女にしていないんだけど。
彼女の存在を知ったのも最近だし。
何が何やら、訳がわからない…
嫌だな…
「真由ちゃ〜ん!」
廊下で私を見つけた拓海くんが走ってくる。
「どうしたの?」
「見てみて!!」
拓海くんの持っている物を広げてみると。
なんと。
レースフリフリの可愛いエプロンが。
「家庭科で作った!」
拓海くんは3年の選択授業で家庭科を取っている。
案外、この授業を選択する男子生徒は多い。
家庭の先生で私のクラブの顧問、能勢先生は可愛くて優しいから、人気があるのもあるんだけど。
「うわあ、可愛い!!」
思わず叫ぶ。
「本当はシンプルな物を作るはずだったんだけど、もし誰かにプレゼントするならこういうのもOKって言われたから」
拓海くんは笑った。
「あげる、真由ちゃんに」