「なんですか?」

「本当に理由教えて。何で、俺を好きになったの?」

「信号待ちの暇潰しですね。いいですよ。あの信号が青になるまで待ちますよ。」

「そんなのどうでもいいから。なんで好きだったの?」

「あ、もう信号青になりましたよ。お疲れ様でした」

「ううん。」