しまった!と思った。その子も大学生くらいの男の人に連れていかれるって思ったから。


案の定、


「君、この子の友達?もし良かったら、俺たちと遊ばない?」


俺は、もう一度注意するべく口を開いた。


しかしまたもやそれを遮られた。


「は?お前らなに私の真由にナンパしてんの?何様?つか、その汚ねぇ手どけろ。服がくさんだろうが」