だからその時は考えるっていう形で瑠衣に待ってもらった。


そんな俺の心を変えるのが、ある日の街中であった出来事。


ちょっと暇つぶしにって事で、街をぷらぷらしてた時に、女の子の声が。


「ちょっと…やめてください!離して!」


何事だ⁉と思って見たら、知らない女の子が大学生くらいの男の人に連れていかれそうになってた。