予想通り、体育館裏のトイレは空いていて…というか、誰もいなかった。
用を足し終わった後、急いで戻ろうとすると、男女の声が。
まぁ、文化祭だしイチャイチャしたいんだろ。
そう思って静かに出ようとした時、
「ねぇ、もうこんなのやめよう?」
!!!瑠衣だ。瑠衣の声だ。俺が聞き間違えるはずがない。
しかしなぜ瑠衣がここに?
「なんで?瑠衣が言ってきたんじゃないか」
あぁ、野宮と一緒なのか。
最近仲良かったしな。
納得できた。
そして俺も、決心がついた。
瑠衣と別れる決心が。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…