「理乃そのままそこで固まってると遅刻することになるよぉ。」

乃亜ってば完璧あたしの反応を見て楽しんでる。

「んもぅ!!誰のせいだと思ってんのさぁ!?」

「アハハハハ(笑)」

乃亜ってば大声あげて笑い始めたよ。意味わかんない!!

『理乃~、乃亜~。早くしなさ~い。遅刻するわよ~。』

お母さんが一階から大声であたし達を呼んだ。

「ハァイ。
もし今日遅刻したら乃亜のせいだからね。」

あたしは乃亜に文句を言って下に先に下り準備を済ませ1人で家を出た。

昨日のこともあって今日は乃亜と一緒に学校に行く気になれなかったから。