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「じゃあ、私はホワイトソースオムライスで」
「かしこまりました」


レストランに入り、入り口から一番奥にある席に案内され、向かい合わせに座り、注文した。

しばらくして、注文したものが運ばれてきた。

「デミグラスソースオムライスとホワイトソースオムライスです。ごゆっくりどうぞ。」

目の前に、大好きなオムライスが!
・・・っていけない、いけない。
行儀良く、美しく食べなきゃ!

・・・と意識すると食べにくいもので、

「あれ?食べないの?」

一口目になかなかありつけない。

「ううん!食べるよ!?い、いただきまーすっ?!」

スプーンで一口掬い、勢い良く口の中へ。

「ぷっ…あははっ!」

私の顔を指差して笑っている。

「えっ、なにっ?!」

すると、手が顔に伸びてきて、

「ほら、付いてるっ」

口元についていたソースを指で拭き取り、そのままペロリ。